日産自動車は、4工場で無資格従業員による検査が問題の発覚後も続いていたことが判明し、再び出荷停止に追い込まれた。問題是正の指示が現場に浸透しない管理体制のずさんさと、法令軽視の体質の根深さを改めて浮き彫りにした形で、日産に対する不信は高まるばかりだ。

「まさに不徹底と申し上げるしかない。会社の信頼を揺るがす事態だ」。西川広人社長は記者会見で問題の根深さを認め、苦渋の表情を浮かべた。

無資格検査が国内全6カ所の完成車工場で行われていたと日産が発表し、新車在庫の販売を停止したのは9月29日。西川社長は10月2日の記者会見で「すべて認定した検査員が検査を行う体制に100%なっている」と述べ、すでに検査が正常化したと強調。在庫車の再点検を実施し、3日には販売を再開した。

しかし4工場では、引き続き無資格の従業員が完成車検査の際のマフラーやドアロックなどの点検を実施していた。西川社長は、現場の責任者の係長が組織的に無資格検査に関わっていたことを明かしたうえで、「課長から係長へのコミュニケーションギャップがあったことが落とし穴」と釈明。経営トップからの指示が末端まで行き届いていなかったことが、無資格検査が続けられた要因との見方を示した。

また、今回は新たに検査の工程で不備があったことが判明。自動車メーカーが国に代わって行う完成車検査の工程を変更した際は30日以内に届け出るよう義務付けられているが、日産は一部の工場で変更を報告しないまま検査を継続していた。西川社長は「法令で決まっていることへの意識が薄い」と法令順守に対する認識の甘さを認めざるを得なかった。

西川社長は、検査の正常化に向けて、問題発覚時に約300人だった有資格者を大幅に増員し、分散していた新車検査の場所を1カ所に集約するなどの対策を講じる方針を示した。2日の記者会見で、西川社長が示していた「(無資格検査は)人手が足りないからではない」との認識は覆された形だ。西川社長は「長年常態化してきたクセを抜くためには、このくらいのことをしないと何かが起きると身に染みた」と述べた。

〈YAHOOニュースより抜粋。〉

 

いや、いや、いや、いや。
誰がこんな話しを信じるんだろうか?
今年3月末まで社長を務めたカルロス・ゴーン会長も含め、経営責任者達の問題であってそれを課長や係長クラスレベルの問題では無いのは火を見るよりも明らかやん。
まぁ、言うてもこれは日産だけの問題ではなく自動車業界全体だけに留まらず巨大化したメーカーの末路を見た気がした。