西暦1960年(昭和35年)のことです。
ホンダが米国輸出向けに販売でスーパーカブを売ろうとしたマーケティングの中で、
「整地されてない道に適した二輪車のニーズ」があることがわかりオフロード走行を考慮した
カブであることからハンターカブと呼ばれるようになったようである

西暦1961年(昭和36)4月に急いで既存のスーパーカブにオフロード用のタイヤや
低めのギヤをつけたものを発売したのが「C100T」です。
ハンティング、釣り、探検、キャンプ、ハイキング、農作業などに使われてヒット商品となったものが最初でした。

とりわけハンティングに使われている雑誌広告が多く作られたので、日本で売る際に
「ハンターカブ」という名称(和製英語)が生まれました。

アメリカでは「ハンターカブ」とは呼ばれず、初期には「トレイルカブ」のちに
「トレイル50」と呼ばれ、「トレイル・シリーズ」として

「トレイル55」のC105TとCA105T
「トレイル90」のCT200とCT90
「トレイル110」のCT110

などに進化を続けました。

・日本のハンターカブ

アメリカでのトレイルカブの成功を受けて、日本でも横展開しようとしました。
西暦1961年(昭和36年)11月に発売したのが「ハンターカブ・C105H」でした。
翌年、「ハンターカブ・C100H」も発表されました。

しかし、日本ではそれほどニーズがなく、普通のスーパーカブの人気が高かった為、
改造パーツのみの販売となり、数年後には姿を消しました。

西暦1968年(昭和43年)に「CT50」として復活しましたが、「ハンターカブ」の名前は無くなりました。
理由は、ハンターだけのイメージではなくて、ビジネス用にも売りたかったためと言われています。

1981(昭和56)年に「CT110」が発売され、2年弱売られて日本では姿を消しました。

・世界のハンターカブ

日本では姿を消した「ハンターカブ」は、CT110がアメリカでは
西暦1986年(昭和61年)モデルまで作られ、オーストラリアでは西暦2012年(平成24年)モデルまで販売されていました。

現在は、西暦2012年に発表され翌年に発売された「クロスカブ」にコンセプトが引き継がれています。