「桃太郎の物語ゆかりの地を巡る旅」【随時更新】

物語の由来については諸説存在し、それぞれ論争のあるところである。

由来の有力な説の一つとしては、第7代孝霊天皇の第3皇子彦五十狭芹彦命(ひこいさせりひこのみこと、吉備津彦命)、稚武彦命兄弟の吉備国平定における活躍と、岡山県の温羅伝説に由来するものとする説がある。これは、古代の大和政権と吉備国の対立構図を、桃太郎と鬼の争いになぞらえたとするものである。 また同じ説において、佐賀県の笹ヶ瀬川は桃太郎の桃が流れた川、あるいは桃太郎との戦いで傷を負った鬼の血が流れた川とされる。 彦五十狭芹彦命の故郷、黒田庵戸宮(廬戸宮)がある奈良県磯城郡田原本町の初瀬川 には、川上から男の子が甕に乗って流れてきて、西の方角に向かい神様となったという伝承が残る(本朝神社考)。西の方角とは、『古事記』や『日本書紀』の孝霊天皇、彦五十狭芹彦命の記述から、吉備(岡山)や讃岐(香川)をさすと考えられている。

物語としての成立年代は正確には分かっていないが、原型は室町時代とされる。

江戸時代の草双紙の赤本による『桃太郎』『桃太郎昔話』などが出版により広まった最初の版であるとされる。 赤本、豆本、黄表紙などに登場した桃太郎は、曲亭馬琴の『童蒙話赤本事始』で五大昔噺の冒頭を飾る。

明治時代初期までは桃を食べて若返ったお爺さんとお婆さんの間に桃太郎が生まれたという回春型の話の方が主流であった。 この他にも「赤い箱と白い箱が流れて来て、赤い箱を拾ったら赤ん坊が入っていた」、「川上から2つの桃が流れて来たのでお婆さんが『緑の桃はあっちゃいけ、赤い桃はこっちゃ来い』と言うと赤い桃が寄って来た」など桃太郎の誕生の仕方については差異のあるものが多数伝わっているが、巖谷小波により1894年(明治27年)に『日本昔話』としてまとめられたものがその後の語り伝えに大きく影響した。

桃太郎の姿が、日の丸の鉢巻に陣羽織、幟を立てた姿になり、犬や鳥、猿が「家来」になったのはこの明治時代からである。それまでは戦装束などしておらず、動物達も道連れであって、上下関係などはない。明治の国家体制に伴い、周辺国を従えた勇ましい大日本帝国の象徴にされたのである。

因みに舞台の一つとされる岡山県で桃の栽培が始まったのも明治時代以降である。

1887年(明治20年)に国定教科書に採用される際にほぼ現在の形のものを掲載して以降、これが次第に定着した。 ただ、桃の割れる経緯については「たんす」や「戸棚」や「臼」に入れておいた桃が自然に割れて男児が誕生するなど、民間での語り伝えは一様でなかった。
その後も語り、絵共に様々な版が生まれ、また他の創作物にも非常に数多く翻案されたり取り込まれたりした。落語の『桃太郎』などもその一例である。

【岡山県岡山市】

吉備津神社

〒701-1341 岡山県岡山市北区吉備津931

岡山県岡山市にある吉備津彦神社ですが、この神社には第七代孝霊天皇の皇子である大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)が祀られています。
この大吉備津彦命は先の熊野権現桃太郎神社に祀られている稚武彦命の兄とされています。

第10代崇神天皇の時代、ここ吉備の地の人々は朝鮮半島からこの地に渡ってきた百済の王子「温羅」の悪事に悩まされていました。
そこで朝廷から派遣された大吉備津彦命がこの吉備津神社のある地に陣を構えて、3人の家来である犬飼健(イヌカイタケル)、楽々森彦(ササモリヒコ)、留玉臣(トメタマオミ)と共に討伐しました。

当時の大和朝廷では朝廷への抵抗勢力などを「鬼」と称していました。
そこで、この大吉備津彦命を吉備津彦神社に祀って桃太郎の鬼退治伝説として語り継がれています。

また、犬・猿・雉が桃太郎の家来となるきっかけとなったきびだんごは、この吉備の地の名産品である「吉備団子(きびだんご)」が由来しています。

桃太郎は「鬼門」の鬼に対抗して、「裏鬼門」に位置する十二支(十二支は方角も表す)の動物(申(サル)、酉(トリ=キジ)、戌(イヌ))を率いた、という解釈と。

吉備津神社縁起物語によると、吉備津彦命が、犬飼部の犬飼健命(いぬかいたけるのみこと)、猿飼部の楽々森彦命(ささもりひこのみこと)、鳥飼部の留玉臣命(とめたまおみのみこと)という三人の家来と共に、鬼ノ城に住む「鬼」である温羅を倒したとされているが、この家来たちを桃太郎の逸話に置き換えると「犬飼健=犬」「楽々森彦=猿」「留玉臣= 雉」となるとする説がある。

吉備津彦神社

〒701-1211 岡山県岡山市北区一宮1047−20

笹ヶ瀬川

岡山県岡山市北区 笹ケ瀬川

笹ヶ瀬川(ささがせがわ)は、岡山県岡山市を流れる二級河川。流路延長23.78km。昔話『桃太郎』において桃が流れてきた川のモデルとなった河川とされている

鬼ノ城(総社市)

〒719-1101 岡山県総社市黒尾1101−2

中山茶臼山古墳

岡山県岡山市北区尾上 中山茶臼山古墳

矢喰宮

〒701-1354 岡山県岡山市北区高塚108

楯築遺跡 (倉敷市)

〒710-0833 岡山県倉敷市矢部

【香川県高松市】

田村神社 (高松市)

〒761-8084 香川県高松市一宮町 田村神社

桃太郎神社 (高松市)

香川県高松市鬼無町鬼無 桃太郎神社

熊野権現桃太郎神社は、香川県高松市鬼無(きなし)町にあり、第七代孝霊天皇の皇子である稚武彦命(わかたけひこのみこと)を祀っている神社です。

女木島 (鬼ヶ島)

〒760-0092 香川県高松市女木町

「鬼ヶ島」として語りついがれている香川県高松市女木町にある女木島についてです。
女木島は、最初に紹介した香川県高松市の熊野権現桃太郎神社に祀られている稚武彦命によって、退治された「海賊(鬼)」の本拠地であった瀬戸内海の島です。

女木島は高松港の沖合4km程に位置し、現在では高松港からフェリーで20分位で到着できます。
女木島は「鬼の灯台」や「鬼ヶ島大洞窟」など鬼ヶ島を彷彿させる見どころのほか、様々な観光スポットがある人気ある観光地となっています。

鬼無

〒761-8026 香川県高松市鬼無町鬼無


【愛知県犬山市】

桃太郎神社 (犬山市)

〒484-0002 愛知県犬山市栗栖大平853

桃太郎神社(ももたろうじんじゃ)は、愛知県犬山市栗栖(くりす)にある神社。犬山市には桃太郎伝説が存在する

全国的にも珍しい桃型の鳥居があるほか、桃太郎のおばあさんが洗濯をした洗濯岩などがある。

【奈良県磯城郡田原本町】

廬戸神社(孝霊神社)

〒636-0301 奈良県磯城郡田原本町黒田262

法楽寺

〒636-0301 奈良県磯城郡田原本町黒田360

初瀬川

 

黒田廬戸宮(孝霊天皇の宮比定地)

〒636-0301 奈良県磯城郡田原本町