日本最強の神社かもしれない「貴船神社奥の宮」に車旅に行ってきました。

 

「きふね」の”いわれ”がスゴイ

「貴船」(きふね)と書きますが、元々は「気生嶺」「気生根」と書かれていました。「大地のエネルギー”気”が生じる山・根の場所」という意味です。だから、気力がない(気が枯れた”気枯れ(けがれ)”)人にとっては良い!ということで、古来から参拝者が絶えない神社でした、

また、神武天皇(初代天皇)の母:玉依姫が、第18代反正天皇の時代に現れて「国の繁栄に水はめっちゃ大事。で、これから船で川を上るから、船を止めたところに祠を建てて祀れよな(意訳)」と言って建てられたのがこの貴船神社。そのときに玉依姫が「黄色い船」に乗っていたので「黄船→貴船」に転じたそうです。

エネルギーにあふれ、国づくりにも重要な場所(=水の源)としても選ばれた土地だったんですね。

祀られている”神様”がスゴイ

貴船神社で祀られている神様は

・本宮:高龗神(たかおかみのかみ)
・奥宮:高龗神(たかおかみのかみ)、もしくは闇龗神(くらおかみのかみ)
・結社(中宮):磐長姫命(いわながひめのみこと)

です。

高龗神と闇龗神は同じ、もしくは一対の神様とも言われており、両方共「龍神様」で水を司っています。そのため日照りや長雨の年は、天皇が生きている馬を捧げて雨乞い・雨止めを祈願しました。事実、奥宮には「龍穴」もあるそうですよ…(でも非公開なので見れません)。

一方、結社の磐長姫命。
天照大御神の孫で日本人の祖先的な神である「邇邇藝命(ににぎのみこと)」のもとへ、妹(木之花咲耶姫:このはなさくやひめ)と一緒に嫁入りしようと思ったら、妹はOKだけど自分は断られてしまった(注)・・・という神様です。

磐長姫命はひどく己を恥じ、「だったら、今後はここ(貴船)で他人の良縁成就にはげむわー(泣)(超意訳)」ということで、貴船神社で祀られることになりました。有名女流歌人「和泉式部」も参拝していることから、平安時代から既に有名だったそうですよ。

※注:磐長姫命の正体は「(岩のように)長命・永遠」を司る神様なので、その後のエピソードとして、長命の磐長姫命をことわった邇邇藝命はその恩恵をうけることができず、子孫である我々人間の寿命は花のように短くなってしまった…とあります。この手の「どちらか一つを選べと言われた時に、石を選ばなかったので、長命(不死)になれなかった」的神話は世界各地にあり、「バナナ型神話」といわれるそうです。人間、どこに言っても長生きできない運命なんですね・・・。

水を司る神と、縁を司る神。なんかご利益がすごそうですね。

ご利益がスゴイ

恋愛だけ?…そんなチャチなもんじゃない

貴船神社は一部で「縁結び、恋愛成就の神様」として有名です。

なぜなら、前述したら歌人・和泉式部が「『不仲だった夫とヨリが戻せるように』と祈ったら願いがかなった事件」(意訳)があったからです。

でも、そんなチャチなもんじゃないんですよ。貴船神社は。

「丑の刻参り」ってご存知でしょうか。元々は貴船神社の伝承で「丑の年の丑の月の丑の日の丑の刻に貴船明神が貴船山に降臨したから、丑の刻に参拝して願いごとをすると叶うよ」というものでした。

それが転じて「丑の刻(午前1時から午前3時)に、にっくい相手を思って藁人形に釘打つと呪えるよ」になったんです。「願いが叶う」のが元々なので、それを人間が「良いことに願うか、悪いほうに願うか(=呪い)」の違いなだけなんですね~。

貴船神社は、万物のエネルギーである「気」が生じる場所だし、龍神様もいる。その神気にふれれば人間の元気が回復し、運気もあがる。竜は「上昇」のシンボルだから運気もさらに上昇しそう!

しかも、磐長姫命が司る「縁」。これは恋愛だけではなく、人との出会いや機会(チャンス)を得ることも意味します。

会社との縁、学校との縁=「志望校に合格」や「就活で内定ゲット」、さらに「新規クライアント開拓」「取引先との関係強化」とも解釈できます。恋愛は一段落した社会人の皆様にとっても必要な「縁(機会)結び」「心願成就」という、かなり最強のご利益を司っているのが貴船神社なのです。

緑とか木とか川とか…”自然”がスゴイ

と、ここまでちょっとスピリチュアルなほうに話をしてきましたが、貴船神社周辺は単純に自然がすごいです。貴船山と鞍馬山に挟まれ、神社すぐ隣にはきれいな貴船川が流れています。ご神木含めた立派な樹々もや変わった形の奇石(舟型の石)もあります。こういう自然が好きという方にとっても楽しませてくれる場所になります。

 

 

旅をすること・・・人と出会うこと・・・
歴史を知ること・・・は
その後自分自身に必ずおとずれる
正しい選択の為の訓練です。

美しいモノをより美しく観る為に・・・
敬愛する人をより尊敬できるように・・・
大切な時間をより大切にすごす為に・・・

そして人生をより感動できるように・・・

人は旅に出ます。

【 Life On The Road 】